神奈川災ボラネット総会に出席しました

7月2日神奈川災ボラネット総会に出席し、中々興味深かったのでレポートします。
瀬谷災ボラは神奈川災ボラネット会員ではありませんが、
横浜災ボラネット会議が神奈川災ボラネット会員なので孫会員のような立場です。
興味を引いた点
 

 1.神奈川災ボラネットでは会員共有資料として、

(1)災害救援ボランティア・コーディネーターハンドブック(39ページ)
(2)災害救援ボランティアコーディネータハンドブック別冊資料編(約50ページ)
の2冊のハンドブックを用意している。
(横浜災ボラネット会議にはこのような共有資料はありません)
* 取り敢えずハンドブックを1部(500円)購入しましたが、あと数部追加購入し、
まず役員で目を通しておくのが良いと思います。
2.上記ハンドブックは、藤沢災ボラ、川崎災ボラ、相模原災ボラ、横須賀災ボラ、
西湘災ボラ、ざま災ボラ、あやせ災ボラ、葉山災ボラ、NPO都市防災研究所、
などで構成する編集委員会で取り纏めた。
残念ながら横浜災ボラは編集委員会メンバーには加わっていない)
3.各市町災ボラネットは、上記ハンドブックを共通インフラとして使い、
各市町独自部分は、それにプラスする形で運用して下さいというスタンス。
問題なのは、このハンドブック編集に横浜災ボラネット会議が参加していないため、
神奈川災ボラの帳票類と、横浜災ボラ帳票類で書式が異なっています。
(瀬谷災ボラは港北区災ボラ、鶴見区災ボラの帳票類を参考に作っている)
4.上記ハンドブックとは別に、かながわ県民活動サポートセンター発行の、
「神奈川県災害救援ボランティア支援センター設置・運営マニュアル)があります。
こちらは「横浜市災害ボランティア支援センター設置・運営マニュアル」の
神奈川県版のような位置付けですが、県社協でなく、神奈川県(行政)が発行しています。
5.神奈川災ボラネットは、平成23~24年度の2年間は東日本被災地支援を
中心に活動してきましたが、平成25年度からは「県内災ボラ活動の連携」
にシフトして活動していくようです。新年度事業計画は以下となっています。
(1)各地域災害ボランティアネットワークをはじめ会員組織の強化につながる
活動をすすめます。
(2)活動と人の交流の場づくりと情報提供をすすめ、参加・協力関係を深めます。
(3)災害ボランティアの人づくりを、災害救援ボランティア・コーディネーター
ハンドブックなどを活用してすすめます。
(4)県及び社会福祉協議会、県共同募金会との関係強化を図ります。
(5)東日本復興支援・応援として「かながわ東日本大震災ボランティアステーション事業」
の3月末終了後の新たな東北応援に取り組みます。
(6)役割分担による理事・運営委員の活動を活発に行うとともに、
事務局体制の強化に務めます。
(7)県内の災害ボランティア他団体、他団体機関との交流窓口を務めます。