瀬谷災ボラ便り(平成29年2月)

 

瀬谷災ボラ便り

 

平成29年2月

 

瀬谷区災害ボランティアセンター開設訓練

本部

1月28日(土)せやまる・ふれあい館にて瀬谷区が地震被災した事を想定して災害ボランティアセンター開設訓練のシミュレーションを行いました。

参加者は、中学生18名・高校生19名・一般5名の計42名、これに先生、区役所、社協、災ボラメンバーを加え総計72名による訓練です。

参加者42名は9グループに分かれて、ボランティア役とコーディネータ役を途中で交替して双方を体験しました。中学生、高校生は、やる気十分で積極的に真剣に取りくみ、災害時の対応について体験して、貴重な体験が出来て良かった。また災害時には積極的にボランティアを行いたいと多数の人達の感想でした。 小川 滋

炊き出し班

 災ボラシミュレーションで非常食炊き出しをしました。大変好評でした。非常食は、乾パン、缶詰、水などをイメージしますが、今回は暖かいカレーです。この選択が良かったと思います。2時間半で80食を3人で炊き出しました。(レトルトカレー付きです)

 

 用意したもの。①無洗米 ②非常炊き出し用ビニール袋③ レトルトカレー ④ ふくしん漬け

 

作り方・・ビニール袋に米(0.8合)1合だと多い、水(180cc)を入れ縦に三つ折りし、先端を曲げ空気を抜き、輪ゴムで固く縛ります。空気を抜くとき水が出ますので注意が必要です。20分位漬かします。

熱湯の中に入れ25~30分ボイルします。取り出したら15分位蒸かします。

蒸かすのは発砲スチロール箱か無ければ段ボール箱でもいいでしょう。(中にアルミ箔を貼れればベター)少量の場合はボイルしたなべの火を止めそのまま5~10分おけばよいでしょう。給仕する時はカットしごはんが取り出しやすいようにしましょう。カレーは5分位温める。

この炊き出しのいいところは、誰でも簡単に、衛生的に均一量が短時間に大量にできることです。非常用だけでなく、屋外のイベント、キャンプ等でも活用できるかと思います。  有賀正一

ニーズ聴き取り班

当日は訓練の前に①白板に手順を書いて②機材を点検し ③鉛筆やニーズ把握カード兼活動報告(以下ニーズ票)などを揃えました。訓練は前半と後半に分かれて実施しました。前半は隼人高校の3年生4人。最初に手順とニーズの聴き取りの重要性について説明し、訓練を開始しました。1回目は災ボラメンバーが電話応対して、それを高校生たちが聴き取りしてニーズ票を作成しました。2回目は電話応答も高校生がしましたが、どちらも落ち着いて取り組んでいて大変良かったと思います。

後半は南瀬谷中学校の生徒5人で開始しました。前半と同様に手順の説明が終わったところにもう一つの中学生のグループが急遽参加する事態が発生。さらに先生方や見学の人たちも入室されて総勢20人くらいになり、訓練開始までに若干時間を要しました。当初、中学生は聴き取りのみの予定でしたが、積極的な生徒が多く女生徒1人に電話応対も経験して貰いましたが、よく出来て中学生にも役割を与えた方が良いと思った次第です。ただし、後半はハプニングで、時間が少し足りなく残念でもありました。 横田カツ子

   お問い合わせ・ご相談 

瀬谷区災害ボランティアネットワーク

お問合せ窓口 瀬谷区社会福祉協議会

☎ 045-361-2117


 

★送出し

前半の送り出しコーディネータ役を高校生グループ3(以下Gr3)、ボランティア役として、中学生Gr6(カレーライスの炊飯)、一般参加Gr5(地域子育て支援拠点にこてらす施設内見学と子供たちの面倒を見る)、高校生Gr7とGr8(車椅子による搬送訓練)の総計5グループで実施しました。

後半はボランティア役とコーディネータ役を総入れ替えで実施。送り出しコーディネータ役一般参加Gr5、高校生Gr2(子育て支援拠点にこてらす施設内見学と子供たちの面倒を見る)、高校生Gr4(車椅子による搬送訓練)、高校生Gr3(シャローム保育園で施設内見学と子供たちの面倒を見る)、高校生Gr1(高齢者疑似体験)の総計5グループで実施しました。

 

準備した前半4件、後半4件のボランティア派遣と前半1件、後半1件の送り出しコーディネータ体験を実施した。中学生Gr、高校生Gr、一般参加Grとも時間内に完了でき昨年より全体にスムースに進行できました。 篠 康房

 

Cブロック連絡会

Cブロック連絡会は横浜市18区の内、相鉄沿線の旭、泉、瀬谷、保土ケ谷の4区災ボラネットの連絡会です。

3-4ヶ月毎に場所を変えて開催し4区の交流を深めています。2月21日瀬谷区主催でCブロック連絡会を開催しました。今後の予定として以下が決まりました。

・第2回合同災害ボランティアセンター開設訓練する。場所は保土ケ谷区または泉区。時期は5-7月

・大地震発生時、他区の災ボラセンター応援を想定し、平時の内に危険個所、支援道路、災ボラセンター設置場所、トイレ位置などを調べ地図にしておく。

・防災科研の災害VC支援キット体験訓練に参加する。 

       辻川和伸

 

ニーズ票を見直しました

被災者がボランティアに支援依頼する用紙の見直しをしました。大地震発生時、災害ボランティアセンターは、全国のボランティアさんと被災者の仲立ちし、被災者宅の片付け、その他のお手伝いします。その際使用するのがニーズ把握カード兼活動報告(通称ニーズ票)です。ボランティアニーズ票、ボランティア依頼票などと呼ばれることもあります。

昨年の熊本地震では、熊本県内20の市町村に災害ボランティアセンターが設置され、延べ12万人のボランティアさんが2万件の支援を実施しました。

被災者の願いを正確に受け止め、きちんと対応するには、区役所、地域防災拠点、災ボラセンターで同じ形式のニーズ票を使う必要があります。今回、その見直しをしました。現時点では、このニーズ票は瀬谷区独自様式です。今後、近隣区災ボラや横浜市災ボラネット会議にも瀬谷区版のニーズ票を紹介していく予定です。 辻川和伸 

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