瀬谷災ボラ便り(平成29年11月)

  

瀬谷災ボラ便り

 

平成29年11月

 

瀬谷ボランティアバス

11月17日 (金)~19日 (日)の3日間、ボランティアバスで被災地の陸前高田市と釜石市を訪問しました。参加者は瀬谷区社会福祉協議会等のスタッフ6人、 災ボラ3人、一般3人、隼人高校の先生1人と1、2年生29人(男6、女23)の合計42人でした。

初日は夜行バスに8時間乗って、2日目の早朝に陸前高田に到着。奇跡の一本松のある所へ行き一本松と対面し、周辺を散策しましたが、言葉で言えないほどのショックをうけました。また、現地を案内して下さった地元社協職員のお話や、車椅子ユーザの高校生の体験談には深い感銘を覚えました。

午後には釜石市の社協職員の案内で、鵜住居地区の仮設住宅を訪れました。釜石高校の生徒たちも合流し、3~4人ずつの清掃班とサロン班に分かれ、清掃班は住宅の窓拭きやエアコンの掃除を手伝い、サロン班の私は集会所に集まってきた人たちと飲み物やお菓子をいただきながら2~3時間交流しました。遠方から若い人達がたくさん来てくれて嬉しいと話が弾んでいたのが印象的でした。高校生たちは釜石高校の生徒たちと交流会を持ったりして精力的に行動していました。

3日目は帰る日で午前10時に帰路につきました。渋滞のため1時間遅れで瀬谷に帰着しました。短期間でしたが、「百聞は一見に如かず」を痛感し、よい経験になったので今後に活かしたいです。

文 横田カツ子 写真 篠 康房  ↗

 

瀬谷区社会功労者表彰

11月13日、瀬谷区災害ボランティアネットワークは、地域福祉の増進のため技術や労力による奉仕活動を行ったとして「平成29年度瀬谷区社会福祉功労者」賞をいただきました。

瀬谷区災害ボランティアネットワークは今年設立10周年となります。このような節目の年に表彰いただきとても良い記念となりました。文 宗村隆寛

 

二つ橋小学校防災訓練

11月4日(土)二つ橋小学校防災訓練に参加しました。瀬谷区災害ボランティアネットワークは、災害時の簡単レシピを紹介しました。

缶詰の焼き鳥とひじきのレトルトパックを使った簡単混ぜご飯を紹介し、好評でした。小さいお子さんには、じゃがりこを使ったポテトサラダが喜ばれていました。このような活動を通じて、多くの方に瀬谷災害ボランティアネットワークの活動の理解・興味を持っていただけたらと思い日々活動を行っています。

   文 瀬谷区社協 水越美恵

 

三ツ境小学校防災訓練

10月28日(土)朝から小雨模様のあいにくの空模様のため体育館での訓練となりました。運営委員は8時に集合し開設訓練開始。新たに作成された設置・運営マニュアルに沿って体育館内部の安全確認後、区役所にデジタル無線で拠点開設を報告し、正式に三ツ境地域防災拠点が設置されました。

各自治体・町内会は9時に一時避難場所での訓練後、避難路を移動、9時20分三ツ境地域防災拠点に到着、拠点での防災訓練が開始しました。参加者は自治会町内会298名、これに拠点運営委員、連携機関(区役所、小学校、消防署、消防団、区社協、災ボラネット、ケアプラザ)合わせて108名。参加者合計408名でした。↙につづく


訓練は、体育館および構内への体験・見学で、偶数ブロック、奇数ブロックに分かれて実施。偶数ブロックは9時20分から防災拠点設置運営マニュアルに沿っての避難者受け入れ訓練。10時からブース体験、見学。この中でエコノミー症候群防止体操、体育館区割り訓練、段ボールベッド組み立て訓練、要援護者受入れ訓練すると共に、受水槽による飲料水確保、ペット対応周知、熊本地震の写真展示、災ボラブースを見学しました。

奇数ブロックは、時間をずらし9時20分からブース体験と見学、10時から拠点運営マニュアルに沿っての避難者受け入れ訓練でした。

瀬谷災ボラネットは、定番となった非常食簡単レシピ試食、レシピ、災ボラパンフレット配布、災ボラパネルを展示。それと今回初めて、電子地図で瀬谷区のトイレ、AED設置位置を紹介し、またGoogle Earthでツ境小学校付近を紹介しました。

今回は、体育館内での訓練でしたが、ブース見学コースの一部となったこともあり、大勢の参加者に非常時レシピを試食して貰い、また電子地図の説明を聞いていただくことが出来ました。

 文 芝田敏之 写真 辻川和伸

 

南瀬谷小学校防災訓練

10月14日(土)に今回、瀬谷災ボラとして初めて、南瀬谷小学校地域防災訓練に参加しました。メンバーは災ボラ6人、社協、ヘルスメイト2名。当日は小雨降る寒い中での実施でしたが、訓練の中に災ボラのコーナを組み込んで頂き、参加者約135名各町内会を5班に分けて、順次災ボラのコーナに来られました。
災ボラコーナでは
1)パネルやパンフレットで災害ボランティアセンターの仕組、災ボラの活動等の紹介では参加者からも色々な質問があり、災ボラ担当者も説明に大忙しでした。
2)今回はヘルスメイトと協力して、ヘルスメイト考案レシピを利用し、ローリングストック食材を使いお災害時の野菜不足を解消する簡単レシピと試食を実演  ↗につづく

しました。

 

①じゃがりこ(お菓子)+切干し大根の「サラダ」

⓶野菜ジュ―ス+冷凍野菜ミックス+シーチキン缶の「ピラフ」

③味付きひじき(レトルト)+焼き鳥缶の「ひじきご飯」

④アルファ米(五目ご飯・わかめご飯)+野菜ジュ―スの「野菜ジュ―スご飯」等を作り方のレシピを配布して試食して頂きました。特に「ひじきご飯」は好評でした。

  文:ヘルスメイト秋山加津子

  写真 辻川和伸

Cブロック連絡会

9月13日泉区社協で横浜市Cブロック会議が開催されました。Cブロックは相鉄沿線の旭、泉、瀬谷、保土ケ谷4区災ボラの連絡会で年3〜4回開催されます。今回、横浜災ボラネット会議議長で鶴見区災ボラ代表の河西氏も出席されました。

幹事役の泉区からは、泉区災ボラの活動状況の報告がありました。瀬谷区と異なる点は災ボラセンター立ち上げ時、通常のコーディネータ班とは別に、障がい者支援班、外国籍住民支援班を設ける点です。瀬谷区にも特別支援学校が4校あり参考になりました。泉区災ボラ連絡会は災ボラ地図にも積極的でした。

瀬谷災ボラネットからはCブロック災ボラ電子地図を紹介しました。瀬谷区の災ボラ電子地図は以前から作成済みでしたが他区の状況は良く分かりませんでした。Cブロック地図を作ったことで4区の地勢をより客観的に判断できることが分かりました。今後、横浜市全体、神奈川県全体に電子地図を拡げていきたいものです。

    文、写真 辻川和伸

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瀬谷区災害ボランティアネットワーク

お問合せ窓口 瀬谷区社会福祉協議会

☎ 045-361-2117