瀬谷災ボラ便り(平成29年6月)

  

瀬谷災ボラ便り

 

平成29年6月

 

瀬谷区災ボラネット

10周年記念総会

5月15日(月)せやまる・ふれあい館で平成29年度総会を開催しました。瀬谷災ボラネットが平成17年3月に創設されて丸10年となります。

 

その頃の構成メンバーは7つのボランティア団体メンバーと趣旨に賛同した区民など合わせて18名。阪神淡路大震災の体験から参加したメンバーや気象庁出身者もいました。瀬谷区社協は事務局として、瀬谷区役所はオブザーバーとしての参加でした。

 

発足当初は手探りの状態で、金沢区、港北区、鶴見区など先輩区の災害ボランティアセンター開設訓練(通称シミュレーション)を見学したり、講師として公演していただいたりで少しずつ体制を整えました。

 

災ボラネットの知名度は低く、一般区民はもちろん防災関係者にも余り知られていませんでした。また災ボラメンバー自身も瀬谷区の防災活動の全体像が良く分かってない状態でした。

この10年を振り返る意味で、総会第2部で座談会「瀬谷区災害ボランティアネットワーク10年の歩みと今後」を企画しました。

 

設立準備から今日まで携わった瀬谷区社会福祉協議会の担当者4名①準備段階から平成19年3月の設立までを若林拓さん②平成19年4月~平成23年3月を大年浩治さん③平成23年4月~平成26年3月を牧内豊さん④平成26年3月~28年3月を山本篤さんの4人方に当時の活動や苦労話などを語って頂きました。

 

また会員を代表してこの10年の活動を瀬川行弘顧問にも話して頂きました。最後に宗村隆寛代表に今後の活動を簡単に説明して頂きました。

 

(内容については10周年記念誌に記載予定です)

ここ数年、災ボラシミュレーションに地元の高校生、中学生、防災拠点関係者など80~100名に参加していただけるようになりました。また昨年度、資金や機材面で災ボラ活動を支援いただく賛助会員を募ったところ法人10社と個人1名に参加していただきました。

 

とてもありがたく励みになります。瀬谷区災ボラが発足して10年ですが、これからも災ボラ活動を社協、区役所、区民、高校生、中学生の皆様と一緒に盛り上げていきたいと思います。    文  辻川和伸

 

かながわ災害情報連絡会について

かながわ災害情報連絡会(愛称:災害ICTかながわ)は、災害時のICT活用を目指したボランティア団体で、瀬谷災ボラネットも正会員として参加しています。今年度の主な活動テーマは以下の4つです。

 

〇 防災科学技術研究所で開発された災害ボランティアセンター支援キットを神奈川県版として実用化

〇 東海大学トコラボプロジェクト室開発のツイッターによる災害情報発信システムDITSの県内普及、促進

〇 神奈川県版の防災情報ポータルサイト構築

〇 大災害に備えての電子地図作成勉強会

例として、瀬谷区災ボラ地図サイトをご紹介します。

瀬谷災ボラ地図: https://seyasvn0.jimdo.com

ここでは大震災発生時の災ボラセンター設置を想定し、

 

地域防災拠点・災対本部・災ボラセンター・コーディネータの連絡網、電気、ガス、水道、道路、鉄道、公共トイレ、病院、宿泊施設、浴場、コンビニ/スーパーなど各種インフラ、ネットテレビ/ラジオ、フェイスブック、ツイッター等の情報をまとめています。文 辻川和伸

   お問い合わせ・ご相談 

瀬谷区災害ボランティアネットワーク

お問合せ窓口 瀬谷区社会福祉協議会

☎ 045-361-2117