瀬谷災ボラ便り

2019年7月

瀬谷区災害ボランティアネットワーク

横浜災ボラネットワーク会議2019年度総会

6月27日(木)横浜災害ボランティアネットワーク会議総会(代表 鶴見区災ボラネット河西利彦氏)が開催されました。

防災研修会では横浜市総務局危機管理室防災企画課小林栄治氏より、横浜市防災計画風水害等対策編の3年振りの修正について紹介がありました。

この内、災ボラネット関連では、

1.横浜災害ボランティアネットワーク会議の活動内容および災害ボランティア支援センターの役割が明記された。

2.区における体制づくりとして、地域防災拠点運営委員会連絡協議会や区災害ボランティアネットワーク、NPOなどとの関係が明記されました。

これ以外にも多くの修正が盛り込まれています。詳細は、横浜市ホームページの「横浜市防災計画風水害等対策編を見て下さい。

横浜災害ボランティアネットワーク会議総会では、今年度の活動方針として、初めて、災害ボランティアセンターでのICT活用が盛り込まれました。各区災害ボランティアセンターでの、ボランティア登録、ニーズフォロー、電子地図、情報収集など具体的にどうICTを活用していくか、今後、分科会で検討していく予定です。

  文、写真 篠康房

かながわ災害情報連絡会2019年度総会

6月15日(土)瀬谷区災ボラネットが団体会員として参加している「かながわ災害情報連絡会」(代表やまと災ボラネット市原信行氏)の総会でした。来賓として県民サポートセンター所長の原田潔氏、神奈川災害ボランティアネットワーク副理事長の高坂徹氏にご出席いただきました。

総会では、前年度の活動報告、会計報告を承認すると共に、新年度の活動方針、予算を確認しました。

新年度では、これまでのDITS、電子地図推進に加え、新たにWebフォームやゼンリン地図によるニーズ処理の検討に取り組みます。また月1回ICT勉強会を開催し、KSVN、横浜災ボラネット会議のメンバーにも参加していただく予定です。

文、写真 辻川和伸

 

Cブロック会議

 5月14日(金)に、泉区の泉ふれあいホームで、横浜市災害ボランティアネットワーク会議Cブロック会議を実施しました。今回は泉区災害ボランティア連絡会が主催で、テーマは

「ボランティアセンター開設時に使用する各区の様式に関する情報交換」です。

泉区(8名)・保土ヶ谷区(3名)・旭区(3名)・瀬谷区(3名)が会議に参加しました。

最初に泉区社協富井事務局長の開会の挨拶、参加者の自己紹介、泉区の乾副代表からテーマ「ボランティアセンター開設時に使用する各区の様式に関する情報交換」について説明の後に各区の「ボランティア登録簿」「ボランティア登録証明証」「ニーズ把握」「ボランティア活動報告書」「ボランティア活動募集」等(各区によって若干名称が違うのもありました)について各区の様式の特徴や問題点などを泉区→保土ヶ谷区→旭区→瀬谷区の順番で説明しました。(↙)

 


(↙)全体的には名称・文言・内容・様式のサイズ等に若干違いがありました。大きな違いは旭区が「ボランティア派派遣要望書」を35地域防災拠点から区役所の防災本部を通さずに直接専門的なボランティア・一般的なボランティア依頼をFAXで全て「ボランティアセンター」受け取りボランティアを派遣する仕組みである旨説明がありました。

最後に最近の潮流として、泉区江尻副代表がWebムフオームによるボランティア募集やニーズ処理等の紹介がありました。次回は瀬谷区が当番で4区合同研修会を提案して了承を頂きました。

文 由月照也

 

瀬谷区防災拠点運営委員会連絡協議会および防災対策連絡協議会の2019年度総会

6月14日瀬谷区防災拠点運営委員会連絡協議会総会と瀬谷区防災対策連絡協議会でした。

前者は防災拠点関係者の総会、後者は瀬谷区の防災関係者全体の総会です。

瀬谷区災害ボランティアネットワークは、この2つの会で「災害ボランティアセンターでのICT活用について」を紹介しました。要旨は以下です。

・ここ数年、スマホの利用が増え、今年2月のスマホ所持率は82%。60歳代でも60%を越えた。

・熊本地震、西日本豪雨、北海道胆振東部地震では、情報発信にFacebook/ツイッターが利用され、ボランティア応募もスマホ・パソコン利用が30%になっている。

・今後、防災活動でのICT利用はますます活発になってくる。

まず手始めに、DITS(災害情報ツイッター発信)で実況中継することを提案しています。

       文、写真 辻川和伸

 

瀬谷区災ボラネット2019年度総会

5月25日(土)瀬谷区災害ボランティアネットワーク総会でした。

森 秀毅瀬谷区長、福田愛一郎瀬谷区社協会長、河西英彦横浜災害ボランティアネットワーク会議代表、近隣市区災ボラネット、三ツ境小、二つ橋小、南瀬谷小、横浜ひなたやま支援学校など4つの防災拠点代表、区役所、社協、災ボラ正会員、賛助会員など40数名にご参加いただきました。前年度の活動報告、決算報告、新年度の活動計画、予算、役員は滞りなく承認されました。

新年度では、新たな活動として、会員のICTスキルアップ、災ボラ紹介動画作成、Cブロック合同の防災講演会などを実施していく予定です。

総会終了後、瀬谷区生活支援センター杉浦幹氏のご指導の元、EVAG体験講座(避難行動訓練ゲーム・豪雨災害編&障害理解)を行いました。

自分の地域に豪雨災害が迫っていることを想定し、そこに住む住民としてどのような行動するかのロールプレイゲームです。参加者は、うつ病だったり、10歳の子供だったり、女性だったり、自閉症の子供がいたり、自身が風邪を引いていたりとさまざまな役割を演じ、その中で迫り来る災害にどう対応するかを考えます。

普段の災ボラネット会員の立場を離れ、被災地住民としてどう行動するかのロールプレーゲームは初めての体験で、とても興味深いもので、ゲーム終了後も参加者同士で色々意見交換していたのが印象的でした。    文、写真 辻川和伸