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瀬谷災ボラ便り
2020年2月
瀬谷区災害ボランティアネットワーク
静岡災ボラ図上訓練
テーマ:普段の役割から一歩はみ出そう
開催日:2020年2月21日(金)、22日(土)
会場:常葉大学静岡草薙キャンパス
主催:特定非営利法人静岡県ボランティア協会
参加者数:約320名(県内:166名、県外:80名、ワーキンググループ:28名、その他事務局:46名、瀬谷区からの参加:阿部、篠
進め方として最近の災害事例をテーマに沿う形で、担当別に紹介された。その中には、専門職である司法書士会からの参加もあり、罹災証明支援など直接住民の方の困りごとを手助けしてくれる方の対応の紹介があり目新しものだった。
1グループ5~7人で、うち1名がファシリテータ役で進行役を進めた。困りごとがカード形式で30枚配られ、まず瀬谷区災ボラネットで対処できるものを選択し、どのような形で支援できるか、グループ内で共有した。他の5名も同様に作業し、グループ内で共有。
災害現場で実際に遭遇したちょっとはみ出した事例数件の発表があり、そこでグループ内で、ちょっとはみ出した内容のカードがあれば、拾い上げ、はみ出した島へ貼る。残ったカードについて、少しでも支援できるカードを選択し、どの部分を支援できるかグループ内で共有した。このような手法で、困りごとを100%でなくとも、そのうちの一部分でも支援出来れば被災者は救われることを知った。
我々のグループでは最終的に5枚残った。30枚の困りごとカードは、後日事務局から送付される予定。また、今後、取組もうとしている「kintone」システムも実用性が高そうなのでぜひ導入したい。
文、写真 篠 康文
右上へ
地域活動見本市
2月16日(日)13時-17時、瀬谷区役所2階区民ホールで地域活動見本市が開催され、瀬谷区災ボラネットもメンバー4人が日頃の活動を紹介しました。
昨年の台風15号、19号では川崎市、相模原市、横浜市金沢区、箱根町などで大きな被害が出、特に川崎市、相模原市では神奈川県としては初めて災害ボランティアセンターが開設されました。
見本市では、区民には馴染みの薄い災害ボランティアセンターを説明するため「災害における災害ボランティアセンターの役割」は「介護におけるケアマネジャーの役割」と似ていますと説明しました。これまでよりは災害ボランティアセンターのイメージを掴んでいただけたようです。
見本市では、会場内でDITS投稿し(=災害情報ツイッター発信)、その場で、液晶ディスプレーと、タブレットで投稿記事、写真と地図を見ていただきました。
3つ目として、東日本大震災から9年半にわたる「瀬谷ボランティアバス」の活動を、写真と年表で紹介しました。活動が分かり易くまとめられており好評でした。
文、写真 辻川和伸
左下へ
横浜国際フォーラムに出席して
2月16日桜木町JICAビルで上記フォーラムが開催されました。東日本大震災以来の復興ボランティア活動や、地域のイベントに積極的な横浜隼人高校生がセミナーを開くとの事で、由月さんと共に初めて出席しました。同校の中野先生によると毎年参加しているとの事でした。
テーマは「東北とのつながり」〜未来志向高校生と一緒に考えようです。内容は、①東日本大震災以来続けている瀬谷ボランティアバスによる復興支援のうち昨年の活動報告と、②地元希望ヶ丘商店街でのイベント状況の紹介。その後はグループ討議でした。
①は三陸鉄道の学習列車学習、復興住宅での住民との交流で震災への理解を深め、又お祭りのお手伝いで被災者に感謝された事。 ②は地元釜石の高校生と共に募金活動、物産販売の様子。
次に、参加者を4グループに分け
③震災時の一葉の写真を見て何を連想するか?
④「私たちが災害に際し出来ること」の2テーマで話し合いました。
高校生は皆、真剣に意見を出していました。セミナー発表者は、今後は「被災者の生活を後押しするよう事は何なのか」考えていきたい語っていました。
瀬谷区災ボラネットにも発表の時間があり、由月さんが、災ボラの歴史、今までの活動実績、隣接する他の災ボラネットとの交流状況を説明しました。 文 有賀正一
瀬谷区災害ボランティアセンター開設訓練
瀬谷区が震度6弱の地震被災をしたことを想定し、令和2年1月25日(土)にせやまる・ふれあい館で災害ボランティアセンターの開設訓練が行われました。区内の中学・高校生、地域の方々等、計41名がボランティア役として訓練に参加しています。見学や取材も含めると、全体で68名の参加となりました。
今回の訓練を通し、災害ボランティアセンター全体の流れを把握した上で各担当が臨機応変に対応できるようになることが大切であることを実感しました。
実際の現場では、限られた人数で運営していくこととなります。次年度は内部訓練を強化し、マニュアルの共有を進めていきます。また、瀬谷区災害ボランティアネットワーク・区役所・区社協で発災時に備えて、引き続き情報共有を行っていきます。
文、写真 (瀬谷区社協) 玉井 千尋
瀬谷養護学校交流フェスティバル
瀬谷区50周年イベントとして12月14日(土)行われました。紙芝居座せやとの共催です。防災コーナーにメンバーの小川さん、芝田さん、平原さん、阿部の4人で参加。会場にはボランティアバスでの活動パネルとノボリを立て、瀬谷民話紙芝居と共に「防災紙芝居」でアッピール。80名(子供共)の入場者がありました。
高学年の生徒さんはブースや販売コーナーでお手伝いしており、防災コーナーにも中学生3年のH君とS君が交替で来てくれましたので、一緒に呼び込みのお手伝いをして貰いました。
また、食堂ではバザーが行われており卒業生が働いている団体が作った弁当、パン、お菓子、雑貨などが販売されてました。
文 阿部真澄、 写真 小川 滋